僕の家は貧しくて大学に通わせる学費は出してくれませんでした。
バイトをして学費を稼ぎながら通うということも考えましたが、高校を卒業したらすぐに働いて家に金を入れろと言われ大学には行けませんでした。
卒業してからすぐに地元の工場で働くことになり、毎日作業服を着て仕事をする日々でした。
周りは地元のオッサンばっかり、女性と言えば、工場長の奥さん(ババア)だけ。
同じ高校の同級生が大学に通い、女の子と遊んでいるというのに自分だけなんでこんなことに・・・。
正直、親を呪いましたよ。
僕から自由を奪い、そしてそう多く無い給料の大半も奪われる人生ですからね。
たまに職場に外国人の経営者がやってくることがあるんです、最初は何も思っていなかったのですが、工場長のうろたえっぷりと英語のできなさを見て唖然としました。
それがキッカケで英語を学ぼうと思ったんです。
英語をマスターするには留学が一番なんですが、それは無理です。
ということで、英語圏の人とメル友になることにしたんです。

そしてメル友になったのはインドの学生で同い年でした。
ヒンズー語ではなくちゃんと英語ができます。むしろネイティブと言ってもいいくらいインドの英語教育はスゴいんですよ。
最初は日本人が大学に経済的理由で行けないということが信じられないようでしたね。
日本は豊かな国であるというイメージがあったんでしょう。

英語が分かってくると、相手の送ってくる文章が長文であればあるほど、楽しくなってきました。
今では僕も長文を書くことが楽しくなりました。