Archive for 7月, 2011

今、大学に通っているのですが僕がやっているネットゲームがマイナーなのか、周りの誰もそのゲームのことを知らないんです。
いろんな友達にそのネトゲの面白さを伝えたりして、やらせてみたりしているのですが全然その良さを分かってくれないんです。
そのネトゲは協力プレイなどがないので、ネット経由とは言っても誰かと知り合いになるようなものじゃないんです。
だからこそ、そのゲームについて語り合える友達が欲しかったんですよ。

身近な人には全部声を掛けたがダメでした。
そこで、視点を変えてチャレンジしてみたのがネトゲの同志をメル友で補おうということです。
ネットで検索してヨサゲなメル友募集掲示板を見つけたので、さっそく書き込みをしてみました。
ちゃんとネトゲの話ができる人じゃなきゃいけなかったので、そのマイナーなネトゲの名前も出してこれをやったことがある人、そのことについて語り合える人という要件まで付けました。

さすがにマイナーだったのか、1時間ほど待ってもメールが来ませんでした。
夜遅かったのでそのまま寝ることにしました。
翌朝起きてみると3人のゲーマーからメールがありました。
3人とも、同志がいなくて困っていたとのこと。まさに僕にうってつけの相手でした。

それからお互いにメールでやりとりしながら、仲間としてゲームをプレイしました。
今ではリアルの友人よりもよくメールをする仲にまでなっています。
全くの偶然の出会いでしたが、本当にチャレンジしてみて良かったと思っています。

僕の家は貧しくて大学に通わせる学費は出してくれませんでした。
バイトをして学費を稼ぎながら通うということも考えましたが、高校を卒業したらすぐに働いて家に金を入れろと言われ大学には行けませんでした。
卒業してからすぐに地元の工場で働くことになり、毎日作業服を着て仕事をする日々でした。
周りは地元のオッサンばっかり、女性と言えば、工場長の奥さん(ババア)だけ。
同じ高校の同級生が大学に通い、女の子と遊んでいるというのに自分だけなんでこんなことに・・・。
正直、親を呪いましたよ。
僕から自由を奪い、そしてそう多く無い給料の大半も奪われる人生ですからね。
たまに職場に外国人の経営者がやってくることがあるんです、最初は何も思っていなかったのですが、工場長のうろたえっぷりと英語のできなさを見て唖然としました。
それがキッカケで英語を学ぼうと思ったんです。
英語をマスターするには留学が一番なんですが、それは無理です。
ということで、英語圏の人とメル友になることにしたんです。

そしてメル友になったのはインドの学生で同い年でした。
ヒンズー語ではなくちゃんと英語ができます。むしろネイティブと言ってもいいくらいインドの英語教育はスゴいんですよ。
最初は日本人が大学に経済的理由で行けないということが信じられないようでしたね。
日本は豊かな国であるというイメージがあったんでしょう。

英語が分かってくると、相手の送ってくる文章が長文であればあるほど、楽しくなってきました。
今では僕も長文を書くことが楽しくなりました。

友人や知り合いとメールをすることはあるのですが、知らない人とメールのやりとりをするというメル友というのは今までいなかったんです。
今までの人間関係と違った友達が欲しくてメル友づくりに挑戦してみたんです。
いろんなサイトを見てからどうやれば効率よくメル友をつくれるか調べてみると、コミュニティサイト経由の方がいいらしいと分かりました。
そして、とあるコミュで人生初のメル友をつくったんです。えぇ、相手は女性でした。

僕がメル友を探すために、とあるコミュの掲示板に書き込んだ内容を読んで思い切ってメールをくれたようです。
僕よりも3歳年上の人妻でした。
何度もメールの交換をしているうちに分かってきたことは、幼稚園に入園したばかりの娘がいるということと、旦那さんがオーストラリアに長期出張しているということでした。
結婚して子どももいるので単身赴任ではなく、家族一緒に引っ越した方がいいというのが普通ですが、出張先がオーストラリアではそう簡単には行きません。
奥さんもあまり社交的なタイプではないようで、オーストラリアに行っても一人ぼっちでしょうし、娘の幼稚園を探すのは無理だと判断したのでしょう。

お互いに初めてのメル友ということで、最初は緊張していましたがお互いのことを知るにつれて緊張はなくなり、信頼感が深まりました。
それからもメールを続け2ヶ月ほどが経ったところで、直接は聞いていませんでしたが話の内容から家が意外と近いことが分かりました。
僕の方から先に住んでいる場所を伝えたんです。すると、彼女は驚きと嬉しさを合わせたような声をあげたんです。
そして、「ご近所さんとして会いませんか?」と言ってみると、快く了承してくれました。